SDGインパクト基準研修が
世界に先駆けて、
日本からはじまります。
私たちは、国連開発計画(UNDP)が推進する「SDGインパクト基準研修」を世界に先駆けて、日本において提供することになりました。「SDGインパクト」は、持続可能な開発目標(SDGs)達成につながる投資や事業の世界基準を策定し、研修を実施し、その基準に適合した案件を認証するためにUNDPが立ち上げた取り組みです。経営や事業の中核にSDGsを組み込み、SDGs達成に向けた民間資金の流れを拡大することを目的としています。SDGインパクト基準研修は「SDGインパクト」の一環として開発されました。
SDGインパクトは、2030年までのSDGs 達成に向けた投資行動を推進するための、UNDPのグローバルな取り組みです。SDGインパクトは以下の4つの活動の柱によって成り立っています。
本基準は意思決定のための基準であり、パフォーマンス測定やレポーティング(報告)のための基準ではありません。共通の言語とアプローチを提供することで、企業等が、持続可能で責任ある事業運営とSDGsに対する積極的な貢献を、組織体制および意思決定に組み込めるように設計されています。
本基準の根幹は、持続可能な事業運営、および持続可能な開発やSDGsに対する積極的な貢献です。これは「国連ビジネスと人権指導原則(UNGP)」や科学的根拠に基づく目標、「国連グローバル・コンパクト(UNGC)の10原則」および「女性のエンパワーメント原則」に沿って、人権やプラネタリー・バウンダリー(地球の限界)、責任あるビジネス慣行を尊重する姿勢がなくては達成できません。効果的なインパクトマネジメントと意思決定を通じて実現されるものなのです。
また、SDGインパクト基準は他の既存の取り組みを土台とし、それらを繋ぐ全体の指針となるものです。
貧困や格差、気候変動といった不正に終止符を打つために闘う国連の主要機関。170か国において、人間と地球のために総合的かつ恒久的な解決策を構築すべく、様々な専門家や連携機関からなる幅広いネットワークを通じ支援を行っている。2015年、国連総会で、世界を変えるために2030年までに達成すべき17の目標「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals、略称SDGs)」が採択された。UNDPは国連の中核的な開発機関として、SDGs達成に向けた民間資金の流れを拡大するために、「SDGインパクト」プロジェクトを主導している。
世界20カ国に加盟組織を持つSocial Valueに関する手法の発展、実践、研究を推進する国際組織。2008年に英国において設立されたSROIネットワークインターナショナルを前身とし、各国の加盟組織とともに活動を行っている。本研修においては、UNDPと教材開発および認定講師育成と講師認定について提携し、SDGインパクト基準研修の普及促進、発展の役割を担っている。
営利・非営利問わず多様なメンバーが連携して、「社会的インパクト・マネジメント」を日本に普及させることを目的として活動を行うマルチセクター・イニシアチブ。2022年現在、147組織と98人の個人がメンバーシップに加入(有償・無償含む)しています。
世界25か国に加盟組織を持つ国際組織であるSocial Value internationalの日本唯一の加盟組織として活動を行うNPO法人。社会的インパクトの評価手法についての研究開発や、トレーニング、セミナー等の教育プログラムを提供しています。
特別研修は、UNDPが指定する公式教材を用いた公式研修をより深く理解するために、SIMI/SVJが開発したオリジナル教材を用いた研修です。SDGインパクト基準に関連する領域を幅広く取り扱い、SDGインパクト基準で取り上げられている様々な原則やフレームワーク、歴史的背景、最先端のグローバルの動きなどについて講義し、本領域における基礎知識を学びます。
また、SDGインパクト基準の公式研修とは別の研修プログラムであり、受講は任意です。よって特別研修に参加しなくても公式研修の修了証は発行されますが、公式研修の前に受講していただくことで、公式研修の研修効果を高めることができます。参加企業様のご希望に合わせた内容で実施いたします。費用については、お問い合わせください。
本研修の実施については、準備が整い次第、ご関心ある皆様に順次情報をお届けいたします。ご関心ある皆様は以下の「情報登録フォーム」からご登録ください。開始時期等の情報につきましては、準備が整い次第、上記フォームにご登録いただいた方に順次お知らせいたします。
SDGインパクト基準研修の内容・受講対象、受講申込等に関するご質問・ご不明な点がございましたら、下記フォームよりお問い合わせください。