

概説
従前より、インパクト投資はプライベートアセットクラス(非公開)を通じた投資行動を中心に実行されてきており、その結果、インパクト投資の実践やその特徴が形作られてきた。しかし、プライベートアセットクラスだけで構成される市場は不完全である。一定程度スケールする会社のライフサイクルを支えるためには上場株投資が必要となる。
上場株投資を通じてどのようにインパクトを追求できるかを議論するためにGIINは2019年にGIIN Listed Equities Working Groupを組成。
2020年は関連リサーチを行い、2021年は上場株に焦点をあてたインパクト投資のプラクティスをメンバーと共に作り上げ、当該ドラフトをパブリックコメントに付した。その結果を取りまとめたものが本ガイダンスである。
キーワード
インパクト投資
上場株
パブリックマーケット
担当リサーチフェロー
須藤奈応
関連資料

インパクト・マネジメントにおけるベストプラクティスのためのベンチマーク|The Benchmark for Impact Investing Practice

英国市場におけるインパクト投資市場規模調査|Estimating and describing the UK impact investing market

資本のパーパス|Purpose of Capital

国連児童開発基金(UNICEF)によるチャイルド・レンズ投資の枠組み

上場株のインパクト投資 – インパクト追及の戦略 -|Impact Investing in Listed Equities – Strategies for Pursuing Impact
