

概説
大規模な資本市場の発展には財務会計インフラの整備が必要であったように、持続可能性を考慮した資本市場の発展には、インパクトを加重した財務会計(インパクト加重会計)の整備が必要であるとする、ハーバードビジネススクールの研究者たちによるレポート。
「インパクト加重会計」とは、損益計算書や貸借対照表などの財務諸表に記載される項目で、従業員、顧客、環境、より広い社会に対する企業の正と負のインパクトを反映させることにより、財務の健全性と業績を補足するために追加されるもの。投資家や経営者が、自社の利益や損失だけでなく、企業が社会や環境に与える広範なインパクトに基づいて、十分な情報を得た上で意思決定を行うことができるような統合的な業績を示すことを目指している。
キーワード
IWAI
ハーバードビジネススクール
会計基準
インパクト加重会計
担当リサーチフェロー
五十嵐剛志
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