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概説
このガイダンスは、ドイツ連邦政府の持続可能な金融諮問委員会(Sustainable Finance Advisory Committee)の作業、VBAとInternal Foundation for Valuing Impact(IFVI)が開発した方法論、また統合損益計算書(Integrated Profit & Loss Accounts)や環境損益計算書(Environmental Profit & Loss Accounts)を取り巻く動向を考慮した上で、企業(報告主体)がインパクトを開示するための助けとなる提案をまとめたものである。
貨幣価値換算を用いたインパクトの開示が必要な一方、標準化やデータの透明性の面で不足があり、その溝を埋めるのが本ガイダンスの目的である。
柔軟性を持たせながらも、規制や自主的なコミットメントを満たすISの開示を奨励する。規制が刻々と変化する中でも対応できるよう、特定の規制や財務詳細には触れずに貨幣価値換算したデータを開示する方法を示す。
これは、企業責任に関する意思決定をサポートするというVBA、 IFVI、Global Reporting Initiative (GRI)などの組織のミッションと添うもので、EUのサステナビリティ開示指令(CSRD)や米国証券取引委員会(SEC)の気候関連開示規則を含む主要な規制と互換性をもつものを目指している。
キーワード
Value Balancing Alliance
Impact Statement
Impact Data
Sustainable Finance Advisory Committee
Internal Foundation for Valuing Impact
担当リサーチフェロー
ガイガー敦子
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