概説
2018年に設立されたワールド・ベンチマーキング・アライアンス(World Benchmarking Alliance、以下WBA)は、世界企業大手のSDGs達成貢献度を評価するベンチマーク指標を設定し、各社のランキングを行うことで民間企業のSDGs達成への取り組みを後押ししています。
WBAは、SDGsを達成するために必要な構造的変革(トランスフォーメーション)を7つの領域に定め、それぞれの領域において最も影響のある2000社を「SDG2000」と称し、ベンチマークを用いた評価とランキングを発表しています。
本レポートは、7つの領域のうち「人」を中心に据えた「ソーシャル・トランスフォーメーション」について詳しく説明しています。人権尊重、平等の実現、人々のエンパワーメントによるソーシャル・トランスフォーメーションは、すべての企業が最低限でも実施すべきであり、他の領域のトランスフォーメーションを支えているものです。
SIMI-GRCの本ページでは、このレポートの日本語のまとめ資料を作成し紹介しています。こちらのまとめ資料の最後には、SDG2000に含まれる日本企業のランキングのサンプルも載せています。
なお、経済人コー円卓会議がレポートの日本語全訳を作成しています。リンクはこちらです。
キーワード
WBA
ソーシャル・トランスフォーメーション
ワールド・ベンチマーキング・アライアンス
担当リサーチフェロー
渡辺啓子