指標の測定方法
ID :06.19.
詳細アウトカム :地域の高齢者に対する理解の促進
指標 :地域住民の高齢者支援パワー尺度
測定方法:質問紙調査
出所:
渡辺裕一(2013)「地域住民の高齢者支援パワー尺度の作成とその保健福祉学的意義」『日本保健福祉学会誌』19(2), pp.59-63.
https://doi.org/10.20681/hwelfare.19.2_59 (2020年4月1日閲覧)
以下のそれぞれの項目について、対象高齢者が在住する地域の住民に回答を求める。尚、以下のそれぞれの項目について、「まったく思わない」「思わない」「あまり思わない」「少し思う」「思う」「とても思う」のいずれかで回答。
(地域の高齢者福祉問題に関する共有意識)
1.地域の高齢者が抱えている問題は自分の問題でもあると思う
2.地域の高齢者に関係のありそうな情報には気を付けておこうと思う
3.何か地域のことを決めるときには高齢者の気持ちも尊重するべきだと思う
4.地域に困っている高齢者がいたら見て見ぬふりはできないと思う
5.何か役に立ちそうなものがあったら地域の高齢者に伝えようと思う
(地域の高齢者福祉への影響力意識)
1.地域の高齢者福祉の問題に対して、自分の意見を言えると思う
2.「高齢者が暮らしやすい地域」にするためには自分の力が役に立つと思う
3.自分が頼めば高齢者の支援活動の参加者を増やせると思う
4.地域で行われている高齢者の支援活動に積極的に参加しようと思う 5.地域の高齢者が困っていることを本人に代わって役所などに意見を言えると思う
指標・尺度の使い方
・各項目の配点は「まったく思わない」=1点、「思わない」=2点、「あまり思わない」=3点、「少し思う」=4点、「思う」=5点、「とても思う」=6点。
尺度の信頼性
・クロンバックのα係数による内的整合性の検証が行われている。
※ 指標・尺度の使い方や尺度の信頼性・妥当性については,必ず元の資料や論文を参照してください。