指標の測定方法
ID :08.08.
詳細アウトカム :災害時の支援等の準備ができている
指標 :災害時の支援等の準備の進捗率
測定方法:独自調査
「災害時の支援等の準備の進捗率」を測定するための検証項目は活動内容によって異なります。以下では、民生委員児童委員協議会(民児協)が用いている検証項目を一例として紹介します。
参考指標と測定方法
指標 災害時の支援等の準備の進捗率
測定方法 質問紙調査
出所:大阪府民生委員児童委員協議会連合会(2016)「災害時要援護者支援体制づくりに関する調査報告書〜地域での支援体制・協働体制づくりに向けて〜」p.4
https://www.osakafusyakyo.or.jp/minkyo/tebiki/pdf/011.pdf
(2020年4月1日閲覧)
民児協組織(地区民児協)として
できている:○ 一部できている:△ ほとんどできていない:×
〔※ 〕内の回数は目安です
・緊急時連絡網等を整備し、災害時には、速やかに委員相互の安否確認を行える体制がある。
・情報手段を失うことを想定した、委員の安否確認・居所確認方法を整えている。
・災害に関する研修等、災害について理解を深めるための取組みを行っている(参加している)。
・災害時に備えた安否確認等の訓練やシミュレーションを行っている。
・他団体・関係機関が主催する、災害時に備えた訓練やシミュレーションに参加している。〔※年1回以上〕
・災害時要援護者台帳などの名簿の整備(または、行政からの提供)が行われている。
・災害時要援護者台帳などの名簿が定期的に更新されている。〔※年1回以上〕
・災害時に「要援護者で支援の必要な人の情報」を集約できる体制がある。
・災害福祉マップの作成等により、災害時要援護者や社会資源、危険箇所等の把握が行われている。
・災害福祉マップが定期的に更新されている。〔※年1回以上〕
指標 情報連絡体制(組織内・組織外)
測定方法 自治体の調査
出所:総務省消防庁(2003)『「地方公共団体の地域防災力・危機管理能力評価指針」の策定調査報告書』
https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/kento271.html
(2020年4月1日閲覧)pp.35-67 防災力チェックリスト