コラム ロジックモデル

社会福祉法人A:地域の共助促進事業

社会福祉法人Aは、地域の共助を促進するためプラットフォームをつくる取組みを行っています。Aが目指すのが、地域住民が「自分のこと+αの周りを考えること」、「身近なことから地域の課題に関する関心を活動に参加すること」です。こうした変化を増やすため、地域の課題意識に基づき活動する団体を身近な生活上の関心に基づき活動する団体と積極的にマッチングし共同で取り組むプロジェクトを様々生み出しています。

A自身は自らの取組みを「ソーシャル・キャピタルの向上」を目的として捉えているわけではありません。ただし、2018年度に実施した地域住民へのアンケート調査によれば、回答者の80%以上が、取組みに参加するようになって、知り合いや友人の数、地域活動への参加の頻度が増えたと回答しています。こうした「つながり・交流」や「社会参加」の結果としてどういったアウトカムが生み出されているかは継続的な調査が必要ですが、仮説としては、下図に示すようなアウトカムにつながっていると考えられます。

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