コラム ロジックモデル
事業内容:炊き出し
NPO法人などが地域のボランティアの援助を受けながら温かい食事を提供する「炊き出し」といわれる活動があります。
のこの活動の結果、路上生活を送るホームレスは温かく、それなりに栄養価の高い食事を口にすることができ少しは栄養状態の改善(4-1)、さらにこれに関連して身体的健康の改善(4-2)が期待できます。
また、炊き出しの活動は温かい食事を食べることができるということのほかにも、人の優しさに触れることができる、炊き出しを行う団体やこれを手伝う様々な人々との関係性を醸成していき(7-1)、これが生活満足度を向上させることに繋がっていきます(8-1)。
地域住民にとっても、自分が暮らしている生活圏内やその近くで炊き出しなどの活動が行われていることで、ホームレスの人々が置かれている現状に直接的に触れるきっかけが与えられます。これがきっかけとなってホームレスの人々が置かれている状況などへの関心が高まり、自ら学ぶようになるかもしれません(10-1)。またある人(地域住民)は、実際にボランティアとして炊き出しの活動などを手伝うようになるかもしれません(10-2・11-1)。
そしてこのような地域住民の変化があることで、またホームレスの人々と地域住民との良好な人間関係がつくられることが期待されます(7-1)。