コラム ロジックモデル

防災ママカフェ®

「防災ママカフェ®」は、いざ災害が起きた時に、災害弱者である乳幼児・未就学児を守らなくてはいけない母親向けの防災講座です。日々家事育児に忙しく、防災に興味関心のない母親たちに、地震の国に生きる、災害に備えるための「備災」意識や知識を高めてもらうため、被災した母親たちのリアルな経験と子どもを守る知恵を、映像やスライド、被災地の母親の声を集めた防災ブックを使い、分かりやすい「ママ語」で伝えます。ママやパパたちが乳幼児同伴でも参加しやすい場づくり・雰囲気づくりが行われることも特徴です。

 全国各地のママたちが自主的に主催し、東京より講師を招いて開催されており、行政や地域の自主防災団体などが主催する防災セミナーが集客に苦心する中、全国187か所で9700人以上が参加(2018年6月現在)。「ママが変わる」「アクションが生まれる」防災講座としてニュースで取り上げられるなど大きな話題になっています。「防災ママカフェ®」に参加した母親たちによるSNSを活用した備災情報共有ネットワークや、地域自主防災組織の立ち上げなど、全国で新たな動きが広がっています。

 本活動のロジックモデルは以下のように表現することができます。但しこれは、防災ママカフェ®の活動で実際に用いられているものではなく、図表2「防災分野における一般的なロジックモデル」をもとに参考として作成したものである点についてご留意ください。

図表3:防災ママカフェ®のロジック・モデル

TOPに戻る