「Step 6: 評価計画の策定」(「SIM第1ステージ:計画」の最終段階)で作成する「評価計画」は、特にアウトカム/インパクト評価の計画のために活用するものです。これに関し、一般的に通用するフォーマットはありませんが、例えば以下を参考として提示します。
評価目的 |
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学習支援プログラム(事業A)の実施が、事業対象者の経済的・精神的自立、生活の自立につながるような進路選択の手助けができているかを明らかにする。 |
評価設問 | 指標 | 測定方法 | 結果(設問に対する答え) |
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事業Aは事業対象者の学習意欲の向上にどのくらい寄与しているか。 | 学習意欲尺度 | 児童への質問紙調査 | 寄与の程度(可能であれば、事業Aに帰することのできる変化の抽出) |
事業Aは事業対象者の自己効力感の向上にどのくらい寄与しているか。 | 一般性セルフエフィカシー尺度 | 児童への質問紙調査 | 寄与の程度(可能であれば、事業Aに帰することのできる変化の抽出) |
事業Aは事業対象者の学力の向上、基礎的知識・技能の習得にどのくらい寄与しているか。 | 標準型学力検査 教研式NRT/教研式CRT | 児童へのペーパーテスト | 寄与の程度(可能であれば、事業Aに帰することのできる変化の抽出) |
※GSG国内諮問委員会「社会的インパクト評価ツールセット 教育(Ver. 2.0)」のロジックモデルやアウトカム指標と測定方法の一覧を参考に作成。