指標の測定方法
ID :05.45.
詳細アウトカム :多角的な視点を獲得する
指標 :共感性尺度の認知的共感性因子の尺度得点
測定方法:対象エリアの住民に対する質問紙調査
出所:小池はるか(2003)「共感性尺度の再構成—場面想定法に特化した共感性尺度の作成—」
http://doi.org/10.18999/nupsych.50.101(2020年4月1日閲覧)
当てはまらない | どちらかといえば当てはまらない | どちらかといえば当てはまらない どちらともいえない | どちらかといえば当てはまる | 当てはまる | |
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どんな問題にも2つの側面があるから、その両面を見るようにしている。 | |||||
人と意見が合わない時には、その人がそうした意見を持つ理由を心の中であれこれと考えてみる。 | |||||
友だちのすることを理解しようとするときには、向こうから見るとどう見えるのかを想像することがある。 | |||||
非常に不機嫌そうな人に出会うと、私がもしその人だったらどんな感じをもつだろうかと考えてみる。 | |||||
物事を決めるには、みんなの反対意見をよく聞いてからにしようとする。 | |||||
自分が正しいと確信している場合には、他人の意見を聞くのに時間を使ったりはしない(逆転項目) |
指標・尺度の使い方
・配点は「当てはまらない」=1点、「どちらかといえば当てはまらない」=2点、「どちらともいえない」=3点、「どちらかといえば当てはまる」=4点、「当てはまる」=5点(「自分が正しいと確信している場合には、他人の意見を聞くのに時間を使ったりはしない」の項目は「当てはまらない」=5点~「当てはまる」=1点の逆転項目)。
尺度の信頼性
・クロンバックのα係数による内的整合性の検証が行われている。
尺度の妥当性
・構成概念妥当性(収束的妥当性)の検証は行われている。
※ 指標・尺度の使い方や尺度の信頼性・妥当性については、必ず元の資料や論文を参照してください。