指標の測定方法
ID :06.20.
詳細アウトカム :地域の高齢者に対するサポート体制の強化
指標 :日本語版ソーシャル・サポート尺度
測定方法:質問紙調査
出所:
岩佐一・権藤恭之・増井幸恵・ほか(2007)「日本語版『ソーシャル・サポート尺度』の信頼性ならびに妥当性―中高年者を対象とした検討」『厚生の指標』54(6), pp.26-33.
以下のそれぞれの項目について、「非常にそう思う」「そう思う」「ややそう思う」「どちらともいえない」「あまりそう思わない」「そう思わない」「全くそう思わない(いない)」のいずれかで回答((*)は短縮版で用いる項目)。
1.私には困ったときにそばにいてくれる人がいる(*)
2.私は喜びと悲しみを分かちあえる人がいる(*)
3.私の家族は本当に私を助けてくれる(*)
4.必要なときに、私の家族は私の心の支えとなるような手を差し伸べてくれる
5.私には真の慰めの源となるような人がいる
6.私の友人たちは本当に私を助けてくれようとする(*)
7.色々なことがうまくいかない時に、私は友人たちをあてにすることができる
8.私は家族と自分の問題について話し合うことができる
9.私には喜びと悲しみを分かちあえる友人がいる(*)
10.私には私の気持ちについて何かと気づかってくれる人がいる
11.私の家族は私が何か決めるときに、喜んで助けてくれる
12.私は自分の問題について友人たちと話すことができる(*)
尚、4・3・8・11の項目は「家族のサポート」、2・1・5・10の項目は「大切な人のサポート」、9・6・12・7の項目は「友人のサポート」という下位尺度に分類される(詳細は出所元の論文を確認)。