コラム ロジックモデル

事業内容:介護予防のための毎朝体操プログラム

地方自治体やボランティア団体、また高齢者自身が集まり、介護予防を目的として公園などでラジオ体操などを行う取り組みが様々なところでみられるようになっています。

 この取り組みのなかでは,毎朝体操に参加することで、自身の健康に関する意識や知識の向上(1-1・2-1)や毎日公園にいって顔なじみのメンバーと話しをすることに楽しみを見出すといった社会参加に関する意識の向上(1-2)が期待できます。

 また、体操に参加し、身体を動かすことでADLの向上(3-1)や体力の維持・向上(3-4)、精神的健康の維持・向上(4-3)が期待でき、毎朝同じ仲間と公園で顔を合わせることで友人が出来、良好な人間関係の構築(5-1)や居場所づくり(5-2)につながります。

 その結果、プログラムに参加する高齢者が、自分自身の生活に満足感を得ていくことにつながったり(6-1)、また、自分にはまだできることがたくさんあるという意識が芽生えていくなかで自己肯定感の向上につながっていったり(6-2)、という成果が期待できます。これらは、本評価ツールで最終アウトカムとして設定されている「本人が望む場所での自立した日常生活(7)」につながっていくものと考えられます。

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