指標の測定方法
ID :05.27.
詳細アウトカム :レジリエンス
指標 :レジリエンス尺度
測定方法:質問紙調査
出所:平野真理 (2010)「レジリエンスの資質的要因・獲得的要因の分類の試み――二次元レジリエンス要因尺度(BRS)の作成」パーソナリティ研究, 19, pp.94-106.
https://doi.org/10.2132/personality.19.94 (2020年4月1日閲覧)
より一部抜粋。実際の検証には資質的要因も踏まえることが必要。
質問:「あなた自身についてお答えください。以下の項目について、1「まったくあてはま
らない」~5「よくあてはまる」の中で、もっとも当てはまると思う数字に○をつけて下さい。」
<獲得的レジリエンス要因(9 項目)>
- 思いやりを持って人と接している。
- 自分の性格についてよく理解している。
- 嫌な出来事があったとき、今の経験から得られるものを探す。
- 自分の考えや気持ちがよくわからないことが多い。
- 人の気持ちや、微妙な表情の変化を読み取るのが上手だ。
- 人と誤解が生じたときには積極的に話をしようとする。
- 嫌な出来事が、どんな風に自分の気持ちに影響するか理解している。
- 嫌な出来事があったとき、その問題を解決するために情報を集める。
- 他人の考え方を理解するのが比較的得意だ。
指標・尺度の使い方
・逆転項目(項目番号4)は、配点を全くあてはまらない(5点)~よくあてはまる(1点)とし、それ以外は、全くあてはまらない(1点)~よくあてはまる(5点)として、全項目の合計点を算出する。
※ 指標・尺度の使い方については必ず元の資料や論文を参照してください。