指標の測定方法
ID :01.12.
詳細アウトカム :自己表現力の向上
指標 :自己統制に関する心理尺度の点数
測定方法:コミュニケーション・スキル尺度ENDCOREs
コミュニケーション・スキルを6つのスキル(自己統制、表現力、解読力、自己主張、他受容、関係調整)に分解して測定する尺度。表現力については、「言語表現」、「身体表現」、「表情表現」、「情緒伝達」の4つの項目により測定。
出所:藤本学・大坊郁夫(2007)「コミュニケーション・スキルに関する諸因子の階層構造への統合の試み」パーソナリティ研究15(3), pp.347–361.
https://doi.org/10.2132/personality.15.347 (2020年4月1日閲覧)
かなり 得意 | 得意 | やや 得意 | ふつう | やや 苦手 | 苦手 | かなり 苦手 | |
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言語表現: 1. 自分の考えを言葉でうまく表現する | □ | □ | □ | □ | □ | □ | □ |
身体表現: 2. 自分の気持ちをしぐさでうまく表現する | □ | □ | □ | □ | □ | □ | □ |
表情表現: 3. 自分の気持ちを表情でうまく表現する | □ | □ | □ | □ | □ | □ | □ |
情緒伝達: 4. 自分の感情や心理状態を正しく察してもらう | □ | □ | □ | □ | □ | □ | □ |
指標・尺度の使い方
・「かなり得意」=7点、「得意」=6点、「やや得意」=5点、「ふつう」=4点、「やや苦手」=3点、「苦手」=2点、「かなり苦手」=1点で点数化。
尺度の信頼性
・自己統制を含む6つのスキル(自己統制、表現力、解読力、自己主張、他受容、関係調整)についてクロンバックのα係数による内的整合性の検証は行われている(自己統制については内的整合性に一定の留意が必要と説明されている)。
尺度の妥当性
・自己統制を含む6つのスキル(自己統制、表現力、解読力、自己主張、他受容、関係調整)全体に対して、構成概念妥当性(因子的妥当性)の検証は行われている。 ※ 指標・尺度の使い方や尺度の信頼性・妥当性については,必ず元の資料や論文を参照してください。