SIM:取り組み事例 SIMIからのお知らせ
インパクトレポートなどの各社の開示情報の事例_2024年1月
SIMIのウェブサイト「事例集・ライブラリー・書籍」データベースに、新たにインパクトレポートを追加しました。近年、皆様より問い合わせの多い、インパクトレポートなどの各社の開示情報の事例を、「社会的インパクト」の観点でSIMIが収集したものです。今後も多くの事例を収集し紹介していく予定です。
https://simi.or.jp/case_studys
皆さまからも、「社会的インパクト」の観点で統合報告書などの開示情報をいただけますと幸いです。
今回掲載したインパクトレポートとSIMIからの一言コメント(順不同):
・エーザイ価値創造レポート2022年度(エーザイ株式会社)
【SIMIの一言コメント】同社では日本で初めてインパクト加重会計を公表した。『価値創造レポート2021』では「従業員インパクト会計」を、『価値創造レポート2022』ではDEC錠の無償提供に関する「製品インパクト会計」を公表している。
(注)レポート掲載URLは「このサイトは株主、投資家、ならびに報道関係者向け」となっており、一般の方への情報提供を目的としたものではない。
・リクルートホールディングス ソーシャルインパクト(リクルートホールディングス)
【SIMIの一言コメント】自社が生み出す社会的インパクトについて、指標や現状値の定義に至る過程を含めて公開している。
・ヘルスケアニューフロンティア・ファンド vol.5 インパクト・レポート (キャピタルメディカ・ベンチャーズ)
【SIMIの一言コメント】投資先事業会社のロジックモデル作成やKPI設定までの過程や課題なども含めて公開しており、読み手にとって参考になる情報が多い。
・THREE HIGH ANNUAL REPORT OMOU 2022(株式会社スリーハイ)
【SIMIの一言コメント】横浜市にある小さな町工場のレポート。ステークホルダー経営を掲げており、産業用ヒーターの製造・販売を通じて、多様なステークホルダーへの貢献を描いている。
・りそなアセットマネジメント(りそなアセットマネジメント)
【SIMIの一言コメント】当ファンドが目指す「インパクト」やセオリー・オブ・チェンジ、領域ごとの社会的環境的課題の状況、指標と定量評価・定性評価の結果などが細かく掲載されている。
・花王統合レポート 2023(花王株式会社)
【SIMIの一言コメント】花王の価値創造モデルが描かれており、その中に「未来への5つの約束」があり、アウトカムが記載されている。「未来への5つの約束」ごとに対応した指標と目標値、実績値も公開されている。別添のサステイナビリティ・レポートにも詳しく掲載されている。
・共創経営レポート(統合レポート)(株式会社丸井グループ)
【SIMIの一言コメント】自分達なりの「インパクト」を定義し、全体像を含む重点項目とKPIの接続まで丁寧に描かれている。
・坂ノ途中の報告書2021-2022(株式会社坂ノ途中)
【SIMIの一言コメント】レポートのはじめに、企業として取り組む社会課題、それが生まれる原因などの問題を示しており、それに照らした自社のミッションや、セオリー・オブ・チェンジ(変化の理論)をわかりやすく記載している。
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