Social Impact Day 2020

2021年03月31日

セッション5:「社会的インパクト・マネジメントにおけるグローバルな潮流と『誰が何を決める』のか?」

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スピーカー:
・Karim Harji氏(Oxford Impact Measurement Programme (Said Business School, Oxford University )プログラムディレクター)
・Sara Olsen氏(Social Value US – SVT Group (Social Venture Technology Group)創業者兼CEO)
・石川 孔明氏(ライフイズテック株式会社取締役CFO/Impact Officer)
・落合 千華氏(ケイスリー株式会社取締役/慶應義塾大学政策・メディア研究科研究員)

モデレーター:
今田 克司(一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ代表理事、株式会社ブルー・マーブル・ジャパン 代表取締役)
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【セッション・サマリー(開催報告)】
IMM(インパクト・メジャメント・アンド・マネジメント)とは何なのでしょうか?なぜIMMが大事なのでしょうか?インパクト・マネジメントの分野はどのような形で進化してきたのでしょうか?この分野の第一人者であるHarji氏とOlsen氏のお二人からお話を伺うとともに、現場でIMMに向き合う石川氏、落合氏から2人に対して現場への適応に際して生まれた疑問が投げかけられ質疑応答が行われました。

Harji氏は、IMMというコンセプトの土台にさまざまな議論がいかにこれまで積み重ねられてきたか、IMMはどういった特徴やコンテキストがあるのかなどについて言及しました。

Olsen氏は、アカウンティングの未来の変化やドーナッツ・エコノミーについて紹介しました。特にドーナッツ・エコノミーについては経済成長か?環境・社会か?という二元論になりがちですが、ドーナッツの形のように外(経済)を優先しすぎるのではなく、ドーナツの中の輪、つまり人間のウェルビーイングが保たれるのも大切だという考え方を紹介しています。

話は株式公開の話にも及び、Olsen氏からダイレクト・パブリック・オファーリングのオプションやエンプロイー・オーナーシップ・ストラクチャーが提示されました。こうした先進的な取組みは始まったばかりのため、株主至上主義が優先されやすいということを念頭に置く必要はありますが、上場の在り方が今後発展していくであろうことが示唆されました。

それぞれの専門的立場から社会的インパクト・マネジメントのグローバルな潮流や、まさに「誰が何を決める』のかということが話されたセッションとなり、社会的インパクト・マネジメントの根幹に立ち返るような議論が行われました。

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