SIMIからのお知らせ Social Impact Day2024

Social Impact Day2024を終えて

5月15日から17日の3日間に渡って開催したSocial Impact Day 2024は、全23セッション+特別企画2本、併せて1007名のお申し込みいただき、盛会のうちに終了いたしました。ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

インパクト・エコノミーを巡っては、前回から今回のSocial Impact Dayの間にも様々な変化が起きています。中でも、関与するステークホルダーが増え、ますます大きなうねりとなっていることは特筆すべきことです。代表例として、昨年11月に設立され、投資家・金融機関、企業、自治体等の幅広い関係者が参加するインパクトコンソーシアムが挙げられます。また、20代~30代の方々が中心となって企画したImpact Shiftが大きな盛り上がりを見せたことは、業種・業界だけでなく、世代の広がりを感じさせるものでした。

このような大きな流れのなかで、Social Impact Day 2024は、新たな試みを取り入れながら開催しました。1つ目は、初日に対面開催を取り入れるハイブリッド型としたことです。コロナ禍を経て、対面で交流することの意義が見直され、ニーズが高まっていたことが背景としてあります。2つ目は、企画・運営における連携を強化したことです。SIMIとSIIFの共催として企画するとともに、インパクトコンソーシアムの第1回総会も兼ねたインパクトフォーラムや東京都のSusHi Tech Tokyo 2024との連携イベントとして開催しました。結果として、「インパクト・ウィーク」として学び多くかつ賑やかな週となったのではないでしょうか。

日本の動向は海外からも注目されています。Social Impact Day 2024では、3つの基調講演やスポンサーセッションで、登壇者が来日して対面で講演してくださいました。また、参加者にも海外から来てくださった方が多数いました。海外登壇者・参加者からは、Social Impact Dayへの参加やその前後での様々なコミュニケーションを通じて、日本での取り組みに対する期待と、連携強化の必要性を感じたとの声をいただいています。主催者としても、国を超えた連携に手ごたえを感じました。

さて、Social Impact Dayから約1か月が経過し、「祭りの後」のような感覚に陥りがちですが、そうはいってはいられません。環境や社会に関する課題が世界レベルで山積する中、インパクトの創出に取り組み続けている、あるいは、新たな取り組みをはじめようとしている皆様とともに、SIMIとしてもたゆまぬ歩みを続けて行きたいと考えております。Social Impact Dayが、皆様にとっての新たな発見や繋がりに少しでも貢献できたのであれば幸いです。

以下のnoteに、SID2024を共同主催した一般財団法人社会変革推進財団(SIIF)のDay1振り返り記事、Day1共催の公益財団法人笹川平和財団のイベント報告がアップされています。 

SIIF note:社会的インパクトに関する国内最大級イベント「Social Impact Day2024 インパクト・エコノミーが実現するシステム・チェンジ」開催報告 過去最多の参加者により無事閉幕

https://note.com/siif_pr/n/ne0cc58d61eaf

笹川平和財団 イベント報告:「インパクト創出」と「収益の創出」の好循環を実現するインドのインパクト企業に迫る! 開催

https://www.spf.org/gender/news/20240610.html

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