SIMIからのお知らせ

2022年08月25日

社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブおよびソーシャルバリュージャパンから世界初のUNDPのSDG インパクト基準研修認定講師6名が誕生、研修実施へ

一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ(代表:今田克司、以下SIMI)及び特定非営利活動法人ソーシャルバリュージャパン(代表:伊藤健、以下SVJ)のメンバー6名はこのたび、国連開発計画(以下UNDP)が開発した企業・事業体向け「SDGインパクト基準研修」の認定講師資格を取得しました。今秋から世界に先駆けて研修を開始する予定です。

「SDGインパクト」とは、持続可能な開発目標(SDGs)達成につながる投資や事業の世界基準を策定し、研修を実施し、その基準に適合した案件を認証する国連開発計画(UNDP)の取り組みです。「SDGインパクト基準研修」は、UNDPがこの取り組みの一環として、ソーシャルバリューインターナショナル(在英国、以下SVI)の協力の下、開発した研修プログラムで、経営や事業運営の中核に持続可能な開発目標(SDGs)を組み込み、インパクトを創出することを目指します。

SVIはこの7月、UNDPから委託を受け、SIMIとSVJの計6名に対し、講師養成研修および講師認定試験を実施しました。その結果、6名は世界初の認定講師の資格を授与され、日本の企業などを対象に、今秋から研修を開催する運びとなりました。
なお、SIMIおよびSVJはこの研修教材の日本語訳作成に際し、無償で校正を行い、研修開始を記念して7月に東京で開催されたグローバル発表会においてアヒム・シュタイナーUNDP総裁から感謝状を授与されました。

SDGインパクト基準研修の認定講師(6名)は以下の通りです。
【SIMI】
今田 克司(SIMI代表理事)
鴨崎 貴泰(SIMI専務理事)
高木 麻美(SIMI理事)
今尾 江美子
【SVJ】
伊藤 健(SVJ代表理事 兼 SIMI業務執行理事)
伊藤 枝里子(SVJコンサルタント 兼 SIMI事務局長)

SDGインパクト基準研修の概要は以下の通りです。ご関心のある企業・法人の皆様は、お問い合わせ下さい。

SDGインパクト基準研修について
【概要】 本研修は、SDGインパクト基準の実践での活用を目的として、UNDPが作成したSDGインパクト基準研修用公式教材(日本語版)を使用して、認定講師が実施する研修です。
【受講対象】 SDGインパクト基準を活用したインパクト志向の事業運営を行う人材を育成したい企業・組織。
【最小催行人数】1法人10名以上(※2022年度は法人単位でのお申込みとなります。)
【研修時間】合計18時間(予定)
【講師】UNDPから講師養成・認定の委託を受けたSVIが認定した講師
【会場】研修実施企業ご指定の場所
【申込方法】情報登録フォームにご登録ください。準備が整い次第、ご関心ある皆様に順次情報をお届けいたします。

SDGインパクトとは
SDGインパクトは、2030年までのSDGs 達成に向けて「民間資金」の流れを拡大するためにUNDPが立ち上げた取り組みです。SDGインパクト基準や研修制度、認証ラベルなど、インパクトを創出するための仕組みの設計や、SDG投資情報マップなど、SDGs達成に向け資金の流れを促進するデータ収集・分析・提供を行っています。詳細は特設サイト(https://sdgimpact-jp.org/)をご覧ください。

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