地球規模の社会・環境課題が山積する令和の時代、日本はどのように国内や地球規模の課題と対峙し、社会に変化を起こしながら、持続可能な経済・社会を築いていけばよいのでしょうか。

近代日本経済の父、渋沢栄一氏の五代目にあたる渋澤健氏（コモンズ投信会長であり、シブサワ・アンド・カンパニー代表取締役）は、「メイド・ウィズ・ジャパン」がヒントであると言います。昭和の時代には良質な製品を世界に提供し「メイド・イン・ジャパン」のブランドを築いた日本。令和の時代には、日本の技術力や課題先進国のノウハウを活かし、世界の課題解決のニーズに応え、世界で信用を築きながら、新しい価値を共創していく関係性「メイド・ウィズ・ジャパン」が日本の新しいブランド力となる、渋澤氏は説きます。アジアやアフリカといった若いエネルギーに溢れ、存在感の増すグローバルサウスは重要な地域となっていきます。

 このセミナーでは、「日本がいかに新しい価値を共創して、グローバルサウスの良きパートナーとなり、ともに豊かな社会を築いていけるか」を、渋澤健氏とグローバルサウスで活躍される方々と共に探ります。 社会課題解決に繋がるビジネスや投資、官民の連携によるインパクトの共創について、インドで女性の自営に取り組む社会的企業のCEO、インドネシアで子どもや女性への医療サービス向上を目指す医療IT技術会社の創業者が、成功事例を紹介します。G7の諮問機関「ジェンダー平等アドバイザリー評議会（GEAC)」のメンバーから、グローバルな社会課題であるジェンダー平等の推進ための資金について講演頂きます。日本が世界といかに共創・協働関係を築いていくのか、ヒントが得られるセミナーです。皆様、ぜひご参加下さい！

イベント概要

■開催日時：12月14日（木）10:30－12:00
■登壇者/ゲスト：
・渋澤健　シブサワ・アンド・カンパニー代表取締役　
・アンダ・サパルダン　2023年GEACメンバー　Sehati Group（インドネシア）共同創業者
・シュルティ・ゴンサルヴェス　SEWA Grih Rin Limited （シタラ）最高経営責任者
・マキシム・ウィナト　2023年GEACメンバー　UN Women東南部アフリカ地域事務局長　
・サラ・サンズ　2023年GEACメンバー　ブリティッシュカウンシル副理事長
■場所：　笹川平和財団ビル11階 国際会議場（〒105-8524　東京都港区虎ノ門1-15-16　笹川平和財団ビル）　
■対象者：事前ご登録者様のみ（当日飛び入り参加不可）　
■参加費：無料
■申込方法：　オンライン登録　
■申込締め切り日：12月13日（水）17時 JST まで
■イベント/セミナー詳細サイト：https://www.spf.org/seminar/list/20231214.html
■問い合わせ先：笹川平和財団ジェンダーイノベーション事業グループ　E-mail: genderspf@spf.or.jp
■主催：笹川平和財団